そろばんなんて古い?
電卓やパソコンのある現代で、そろばんなんてなんの役に立つのか。
そんなシンプルな疑問について考察したいと思います。
電卓は『答え』を瞬時に導き出す道具。
電卓は計算することにおいて電卓はとても便利なものです。
電卓は答えを出すスピードはそろばんよりはるかに早く
昔はそろばんも商売で計算ツールとして利用されていましたが
現代で仕事中にそろばんをはじいていては作業効率も悪く場違いです。
そう考えるとそろばんは時代遅れのツールの様に思えますが
デジタル化が進む今、そろばんはただの『計算をする道具』ではないのです。
そろばんは右脳を育てる道具
普段の学校の授業では言語・計算力・論理的思考を司る『左脳』が多く働きます。
一方そろばんでは、指で珠をはじいたり、暗算をこなすことで
普段使わないひらめき・イメージ・芸術性・創造性を司る『右脳』が働きます。
脳はバランスよく鍛えることにより育まれる
学校の勉強のみに集中すると左脳ばかり鍛えられると‥
・喜怒哀楽を表情にあまり出さない
感情や感覚よりもまず頭で考え、物事を論理的に考えられ冷静になれる分、相手に分かるような感情が表に出づらい。
・たくさんの情報を記憶することが苦手
右脳の記憶容量は、左脳の100万倍とも言われているため、ある程度は記憶できる左脳も右脳よりは劣っています。
というような状態に陥ってしまいます。
脳はバランスよく鍛えることにより育まれる
そろばんは普通の生活では育てにくい『右脳』を育てることができるのです。
また大人になるにつれて右脳の力が低下しやすいので
小さなころから鍛えることがとても大切です。
『そろばん』は脳を育てる道具 『珠算』は脳を育てる手段
育脳のひとつのツールとして
『そろばん』を使ってみてはいかがでしょうか。